車を塗装する時に知っておきたい基礎知識

今、日本は車社会で、多くの人が車の運転をすることができます。しかし車の塗装に慣れている人と言うのは、仕事にしている方か、本当に車が好きで、自分で色々触りたいという方だと思います。また、車の塗装の依頼をするということも、なかなか機会が無いと思います。車を何かに当ててしまった場合、車が傷つき塗装が剥がれます。そうなれば専門の業者やディーラーなどに持っていき修理を依頼する方もいます。ただ塗装もお金がかかるため、放置しているかたもいます。その場合、車用品のお店に行き塗装用品を買って、自分で直すという方もいます。車の塗装に詳しい方にとっては、あとは塗料の扱いに慣れているかどうかですが、そもそも車の塗装がわからない方にとっては、依頼をするにしても、自分で修理をするにしても、分からないことだらけになってしまいます。

車の塗装の目的は車を錆びから守ること

車を塗装する際の基礎知識というのは、車を自分で運転する方なら、持っていても損にはならない知識だと思います。車の塗装の目的は、ただの美観だけではありません。最近は車の軽量化を図るために材質の研究が進んでいますが、まだまだ、その大部分は鉄でできています。1台の車の重さの80%近くが外装に使われている鉄であるとも言われています。鉄は雨風にさらされれば錆びていきます。錆をそのままにすれば、極端な例ですが最悪の場合穴が開きますから、開いた穴から水が入ったり、外装の強度が落ちてしまうという事が起こり、車を守ることも、車に乗っている自分たちを守ることも出来なくなります。被害が小さくとも、見た目が悪いことは確実です。車の塗装はただ色を塗っているだけではなく車を風雨から守っているということです。

車の塗装はひと塗りで終わるわけではない

車の塗装は新車の時と、後から行うものでは方法が違います。後から行う塗装を補修塗装といいます。まず下地処理を行います。これは非常に重要な作業で、塗装の土台作業です。ここをおろそかにすれば、年数が経過することで、劣化が目立つようになります。もし早くて安いという板金塗装の業者があった場合、この下地作業を省略している可能性もあるため注意が必要です。この下地処理時にサフェーサープライマーという下地剤を塗布しますが、これが防錆、塗料の密着の役割を果たします。そして、その上からソリッドカラーという基本になる色を塗り、その上から、メタリック塗装、パール塗装を行います。これは2コート、3コートとも呼ばれ、この種類や回数によって、内容も料金も違ってきます。これらの色塗りが終わった後、ポリッシングと呼ばれる、ゴミやホコリを取り除き、ツヤを出す作業をします。これで塗装作業の仕上げが終わります。